パステルアートについて

 これから、初めてパステルアートを始めようと思っている方は、難しそうとか、絵心が必要では?なんて思っている方も多いのではないのでしょうか?体験講座でも、最初にお客様から、よく耳にする言葉です。大丈夫です。お手本の絵は難しそうに見えても、どなたでも描けます。安心してください。正確に言うと、初めてでも、どなたでも描けるよう、様々な工夫がしてあります。作品の完成度も決して低くありません。初めて描く方は、ご自分でもびっくりするくらいの完成度だと思います。

 

 まず、棒状のパステルをカッターで削って粉状にします。それを指に付けて、色を紙に入れていきます。水を使わないので、発色がきれいで、重ねて塗ることができるのが特徴です。そして型紙を使いますので、きれいな形で色が入るようになっています。最初の型紙は、だれでも簡単に作れる型紙か、あらかじめ用意してあるものを使うことが多いです。綿棒を使ったりもします。紙は15cm×15cmサイズの紙を主に使います。このサイズが、まとまり良く仕上がるからです。つまり、入り口がとても親切に整備されています。

 

 ただ、ある程度以上進むとなると、いろんなタイプのアート講座・教室があるので、ご自分が、どういう目的でパステルアートをやりたいのかということを確認しておくことが大事のように思います。特に資格取得講座になると、それぞれの資格が創設された目的を知ることが大事のように思います。資格を取った後や、一定期間の講座を卒業した後、ご自分が、それをどう活用していくかが大事になります。

 

 趣味の一つとして、時間をかけてバリエーションを楽しんでいきたい方や、ご自分のお仕事に活かしていきたいという方や、ゆくゆくは、ご自分で教室を開きたいという方など、様々だと思います。まず、ご自分の好みの色調・題材を扱っているということが大事かと思います。楽しみながら、続けていくということが何よりも大切ですから。

 

 今、パステルアートは様々なタイプの講座・教室があります。また、使用するパステル画材も様々なので、仕上がりにもそれぞれ特徴があります。

 

 また、パステルというと、淡いイメージを連想しがちですが、力強い絵も十分描けます。ただ、場合によっては、ある程度、時間をかけて、じっくり進める講座になることもあるでしょう。まずは、ご自分の目的や描きたいイメージにあった教室を選ばれることをお勧めします。

 

 パステルオブライトの講座では、最終的には、お手本でなくご自分のイマジネーションで作品がけるよう心がけています。当講座は、ハードタイプのパステル画材を中心に進めていきます。時折、他のタイプのパステルも合わせることもあります。絵を中心とした創作活動を通して、日々を心豊かに過ごしていただければと思って、講座を開講しております。

 

  

パステルオブライト代表 伊東佳史 

               

 2010年パステル和アートインストラクター資格取得、カルチャーセンターでの講師経験を経て、現在に至る。J-color日本カラーコディネーター協会認定ライフケアカラーアドバイザーでもあり、アートを通して色を活かした空間作りも心がけている。